Facebook情報流出に備えた対策方法を解説|個人情報は自分で守ろう

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2016年から度々情報流出ニュースが話題になるFacebook。2021年も再びFacebookにあるユーザー個人データの情報流出が確認されました。

今回の情報流出では、電話番号やフルネーム、誕生日、経歴などが初級者ハッカーフォーラムユーザーにより流出させられてしまったようです。

これまでに何度も情報流出を繰り返しているFacebookですが、このまま利用し続けても大丈夫なのか心配になる人も少なくないでしょう。

今回は、Facebook情報流出による危険性と個人でできる情報流出対策方法についてまとめました。

目次

Facebookはなぜ何度も情報流出が起きるのか

他のSNSと比べると情報流出の規模や頻度が高いように感じられるFacebook。

なぜ何度も情報流出が起きてしまうのでしょうか。

考えられる理由としては2つ。
「誰でも気軽に利用できる」「個人情報を細かく設定できてしまう」という点です。

誰でも気軽に利用できる

ほかのSNSにも当てはまる点ですが、Facebookは基本的に誰でも気軽に利用できるというメリットがあります。

しかし、誰でも利用できるというのはメリットだけでなく悪用されてしまう危険性も隠れているのです。

近年は招待制のSNSも徐々に増えてきていますよね。
少し前に話題になっていた音声SNS「Clubhouse」がその典型的な例です。

招待制にすることによってクローズ型SNSを構築し、新規参入者を絞る狙いがあります。こうすることで既存SNSよりも悪用の危険性を下げて良質なSNSを作ることが出来るのです。

Facebookだけに限らず、だれでも気軽に利用できるSNSには注意が必要です。

個人情報を細かく設定できてしまう

Facebookは実際の友達や知り合いとのつながりを意識したSNS。

TwitterやInstagramなどが匿名型のSNSなのに対し、Facebookは基本的には本名での登録となります。
実際に知り合っている人と繋がるためのSNSなので当たり前といえば当たり前ですが…。

Facebookは、職歴や学歴、出身地、家族、交際ステータス、自己紹介、誕生日など個人情報を事細かく設定できるのが大きな特徴です。

個人情報を細かく設定できてしまうがゆえに、万が一情報流出が起きてしまった際に流出する情報の密度が濃くなってしまいます。匿名性のSNSと比べると極めて危険性が高いということが言えるでしょう。

Facebookを利用する際には、個人情報をしっかり個人で管理しなくてはいけません。

Facebookの情報流出に備えた対策方法

Facebookでは、もう何度も情報流出が起きています。
また情報流出が起きてしまう可能性も低くないでしょう。

ここでは、Facebookの情報流出に備えた個人でできる対策方法をご紹介します。

ネット上に公開できないものはプロフィールに設定しない

Facebookのプロフィールでは、職歴・学歴、出身地、メールアドレス、電話番号、住所、生年月日、家族ステータス、自己紹介などさまざまな情報を事細かに設定できます。

情報流出に備えた対策方法としてまず大切なのは、Facebookのプロフィールにネット上に公開できないものを設定しないということです。

具体的には、メールアドレスや電話番号、住所など個人を特定できるような情報。
これらの情報は万が一情報が流出してしまった際に悪用される危険性が非常に高くなります。

プロフィールにはネット上に公開しても個人が特定されないもののみにとどめておきましょう。

基本データ公開設定の見直し

Facebookのプロフィールには公開設定というものがあり、どの範囲まで自分のプロフィールを公開するかを細かく設定できます。

公開設定は全部で6段階。

  • 公開
  • 友達の友達
  • 友達
  • 家族
  • 自分のみ
  • カスタム

上から順に公開範囲が広く、「自分のみ」が最も公開範囲の狭い設定となります。
Facebookをどのように利用しているかによって公開設定は都度見直すべきですが、企業アカウントではない限り「公開」設定(全ユーザーに閲覧可能な設定)は避けたほうが無難でしょう。

連絡を取ることが出来る人を制限

Facebookの「プライバシー設定とツール」という設定画面には、連絡を取ることが出来る人を制限する項目があります。

知らない人からの友達リクエストを誤って許可してしまわないように、あらかじめ友達リクエストを送れる人を制限しておくとよいでしょう。

「全員」「友達の友達」のどちらかを設定できるため、「友達の友達」設定にしておくことをおすすめします。

Facebook情報流出に備えた対策方法まとめ

Facebookの情報流出に備えて、Facebookのプロフィールにはネット上に公開できない個人情報は設定しないようにしましょう。

そして、データの公開設定や連絡を取ることが出来る人を制限する設定を見直し、自分の知らない第三者に自分のプロフィールを知られる危険がないか今一度チェックしてみることをおすすめします。

Facebookだけに限らず、どのSNSでも個人情報は個人でしっかり管理する意識をもっておくことが大切です。

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