『呪術廻戦』のエンディングテーマを担当していたバンド『ALI』のドラマー白井カディオさんが、還付金詐欺事件に出し子としてかかわったとして逮捕されました。
このニュースを見て思うのは、人気アニメのエンディングを務めるほど人気のバンドメンバーがなぜ詐欺に手を出してしまったのか?というところですよね。
収入・年収が少ないから目先のお金のために詐欺に手を出してしまったのか?と考えてしまいます。
今回はALI白井カディオさんの収入・年収について調査しながら、詐欺に手を出してしまった原因についてまとめてみました。
では早速見ていきましょう。
ALI白井カディオのバンド収入
ALIでドラムを担当していた白井カディオさん。
ALIは7人組のバンドなので、基本的にCDの売り上げやライブチケットの売り上げはメンバー7人で分け合うことになります。
ということは、ただでさえバンドマンの収入が厳しいといわれている中で、ALIの場合は一人当たりの収入がさらに少ないことが予想できますね。
CD収入・YouTube収入諸々を調査した結果、ALI白井カディオさんの月収はおそらく20万円程度です。
ALI白井カディオのCD収入は1本8万円?
ALI白井カディオさんのCDからの収入はおそらく1本あたり80,000円。
バンドマンの収入が厳しいことは知られていますが、ここまで収入が低いとは…。
以下、その根拠となるCD売上等についてみていきましょう。
ALIが2021年4月までにリリースしてきたCDはシングル含め11本。
- Wild Side
- LOST IN PARADICE feat.AKLO
- ALI
- LOVE, MUSIC AND DANCE
- TRUE FICTION
- Vim
- STAYING IN THE GROOVE
- Temptations
- MUZIK CITY feat.なみちえ,Alonzo,6B
- BETTER DAYS feat.Dos Monos
- LOST IN PARADISE feat.AKLO
詳しい販売数について調査してみましたが特定することが出来ませんでした。
しかし、ALIはメジャーデビューをしていることやアメリカを拠点とするアニメアワードで「ベストオープニング賞」と「ベストエンディング賞」を受賞していることからかなり人気のあるバンドであることが予想できます。
人気に比例してCD・DVDもそれなりに売り上げているでしょう。
ちなみにアニメ呪術廻戦のエンディング曲『LOST IN PARADISE feat.AKLO』は販売数こそわからないものの、2020年12月7日付でオリコン28位を記録する売れ行きでした。
オリコン28位を記録したということとランキング上位の推定売上枚数などから、おそらく『LOST IN PARADISE feat.AKLO』の売り上げ枚数は5,000枚~10,000枚といったところでしょうか。
1枚1870円のCDなので、単純計算で10,000枚売り上げたら1870万円の売上。
そのうち3%前後がアーティストの取り分となるので、約56万円がALIの収入になります。
ALIはメンバーが7人いるので、単純計算で一人当たり8万円の収入です。
YouTube収入は月3万円~24万円か
上の画像はYouTubeチャンネルの年間・月間収益を動画再生数や登録者数から自動で計算してくれるサイト『SOCIAL BLADE』です。
この画像を見る限り、ALIのYouTubeでの月間収益は日本円にして21万円~332万円程度。
大体の間をとって170万円として7人で割ったら24万円です。
ただ、YouTube収益は波があるため毎月24万円が必ず収益になるとは限りません。
一番少ない月で一人当たり3万円程度となるのではないでしょうか。
還付金詐欺出し子の報酬【絶対手を出すな】
先に断っておきますが、還付金詐欺出し子のバイトは詐欺共犯となるので絶対に手を出してはいけません。
今回は、ALI白井カディオさんが還付金詐欺出し子を行ったということで、報酬の相場を調べてみました。
還付金詐欺出し子の報酬は引き出した金額の0.5割~1割が相場のようです。
50万円を引き出したら2.5万円~5万円が報酬としてもらえる計算です。
ただお金を引き出すだけなのでかなり魅力的に思えるかもしれませんが、ほぼ確実に警察に捕まることになります。
知名度にしては収入が少ないALI白井カディオ
ALI白井カディオさんの推定月収は20万円。
知名度にしては収入が少なく感じますよね。
人気の高いバンドメンバーであっても月収25万円というケースもあり、バンドマンの収入は意外と厳しいことがわかります。
収入が少ないだけに、楽ですぐに稼げる『還付金詐欺出し子』のバイトに手を出してしまったのかもしれません。
ALI白井カディオさんが逮捕となり、今後ALIの活動がどう変化していくのかも気になるところですね。