株式会社イルカがポケモンダイパリメイクを制作!3DCG制作会社がなぜ抜擢?

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2021年冬に全世界当時発売が決定した過去作ポケモンダイヤモンド・パールのリメイク版『ポケモンブリリアントダイヤモンド』『ポケモンシャイニングパール』。

ダイヤモンドパールのリメイク版の発売は数年前から期待されていたこともあり、今回の発表には世界中が大盛り上がり。

しかし、そんな嬉しい発表でも、公開された映像のグラフィックについて不満を持つ人も少なくないようです。そこで注目されているのが、今回のポケモンダイパリメイクの制作会社。

いつもは『株式会社ゲームフリーク』というゲーム制作会社が制作を行っているのですが、今回制作を行うのは『株式会社イルカ』。なぜこの会社が制作を担うのか不思議に思っている人も少なくありません。

そこで、この記事ではポケモンダイパリメイクの制作を担う『株式会社イルカ』について徹底調査!

株式会社イルカが普段どのようなゲームを制作しているのか、どのような会社なのかをまとめてみました。

目次

ポケモン制作を担う株式会社イルカは実は3DCG制作会社!?

タイトルにも書いてある通り、実は株式会社イルカは普段3DCGアニメーションなどを専門的に制作している会社です。ゲームやアニメ、製品プロモーション、ライブの会場内映像などを幅広く手掛けています。

公式ホームページに掲載されている過去の実績の中からゲーム関係のものを一部抜粋して紹介します。

  • ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて(グラフィック全般)
  • NieR:Automata(PV制作やゲーム内アトラクト映像制作など)
  • SINoALICE ーシノアリスー(世界観設計やシナリオ制作、PV制作など)
  • KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV(ショット制作)
  • NieR Re[in]carnation(ムービー制作や一部シナリオ制作、グラフィック制作・監修、音声収録など)

大人気ゲームに数多く携わっており、最近配信開始されたばかりのスマホゲーム『NieR Re[in]carnation』にもかかわっているようです。

株式会社イルカは3DCG制作会社ですが、グラフィックやPV、ムービー制作のほかにもシナリオ制作や音声収録まで行っているのは意外ですね。

実はゲームの制作を任されるのは初めて

株式会社イルカはゲーム制作に数多く携わっているものの、そのほとんどが映像部分のみのため、ゲーム制作をまるまる任されることはなかったようです。おそらく、不安に思っている人が多いのはこのせいではないでしょうか。

先に書いた通り、シナリオ制作や音声収録といったグラフィック制作のほかにもさまざまな実績があるようなのですべてが全くの未経験というわけでもなさそうです。

ポケモンを制作する株式会社イルカの映像グラフィックには期待大

ここで株式会社イルカが制作に携わったゲームのグラフィックを見てみましょう。

かなり綺麗な映像だと思いませんか?
さすが3DCGアニメーションを専門としている会社ですね。

ポケモンダイパリメイクのグラフィックに不満の声も多いようですが、2021年冬に発売予定とのことなのでまだ半年以上時間はあります。このグラフィックを観るとこれからどんどん綺麗になっていくことが期待できそうです。

株式会社イルカがなぜ今回ポケモンダイパリメイク制作会社に抜擢?

なぜ、今回のポケモンダイパリメイクはゲーム制作経験のない株式会社イルカを制作会社に抜擢したのでしょうか?

株式会社イルカが制作するグラフィックが、今回のダイパリメイクの目指すグラフィックにマッチしていると考えるのが妥当ですが、なぜゲーム制作すべてを3DCG制作会社に丸投げしたのか不思議に思います。

今回、ポケモンの新作シリーズ発表でダイパリメイクと同時に発表された『ポケモンLEGENDSアルセウス』にその理由がありそうです。

ここからは、SNSで飛び交う推測や公式の情報をもとにその理由を考察します。

ポケモンLEGENDSアルセウスと同時に制作を進行するのが難しかった

今回、ポケモンダイパリメイクと同時に発表された『ポケモンLEGENDSアルセウス』。

ポケモンダイパリメイクは2021年冬
ポケモンLEGENDSアルセウスは2022年初頭に発売の予定です。

ほぼ期間を開けずに発売となるため、同時に制作を進行していかなければいけないことが予想されます。いつも制作を行っている株式会社ゲームフリークが2つを同時に進行するのは厳しいので、外部の会社に制作を丸ごと委託する形になったのではないでしょうか。

「原作に忠実」がカギ?

ダイパリメイク作品の『ポケモンブリリアントダイヤモンド』『ポケモンシャイニングパール』は原作に忠実なゲームとなっているのが特徴。今公開されている映像(2021/02/27時点)を見る限り、大きく変わっているのはグラフィック面だけではないでしょうか。

Switch版に対応するためにいろいろと内部システム的な変更点はありそうですが、グラフィックの大幅な変更がメインとなるのであれば、3DCG制作会社である株式会社イルカに制作を任せるのもなんとなく理解できます。

株式会社イルカがポケモンダイパリメイクを制作!3DCG制作会社がなぜ抜擢?

3DCGアニメーションを専門的に手掛ける株式会社イルカ。

株式会社イルカの特徴をまとめると以下の通りです。

3DCG制作会社
・ドラゴンクエストXIやNieR:Automataなどの人気ゲームのグラフィック制作実績も
・ゲーム制作の実績はほとんどなし

株式会社イルカが制作を任された理由については、ストーリーやゲームシステムはそのままに、グラフィックの進化に力を入れたかったからというのが考えられます。(公式からの情報ではありません)

3DCG制作会社が制作するポケモンがどんなゲームになるのでしょうか?発売が楽しみですね!

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