1月28日、群馬県にある下仁田町自然史館でホタルの化石が発見されました。
ホタルの化石が発見されたのは国内で初めて。
世界で8例目の発見となりました。
今回は、このニュースについて「どこでその化石を見られるのか？」「いつからみられるのか？」などの疑問について調査し、まとめてみました。
目次
世界で8例目となるホタルの化石が国内で初発見！
今回発見されたホタルの化石は、国内初・世界で8例目となります。
群馬県下仁田町自然史館が、群馬県と長野県にまたがる荒船山周辺の地層から発見しました。
発見されたのは約350万年前の地層。
ホタルをはじめとした昆虫は、死後捕食や分解によって化石になりにくいとされています。
しかし、今回発見されたホタルの化石は、とてもきれいな状態でした。
きれいな状態で発見された要因としては、発見場所の地層の性質によるもの。
今回の発見場所は「兜岩層」というところで、火山灰が積もった凝灰岩の地層です。
化石になるためには好条件な地層のため、分解されやすいホタルもきれいな状態で発見されたのではと考えられています。
ホタルの化石の採集者は茂木伊一さん
ホタルの化石を発見したのは群馬県下仁田町自然史館ですが、実際に採集したのは茂木伊一さん。（10年前に死去）
茂木さん自らが1960年代以降に集めた250点の化石を、遺族が2011年に下仁田町自然史館に寄贈。
2016年から、昆虫化石研究者である田中敏明さんらが分析を進めていました。
ホタルの化石の他にも、ハエやカミキリ虫などの化石も見つかったようです。
【群馬県下仁田町自然史館】ホタルの化石が見られるのはどこ？いつから？
ホタルの化石は、群馬県下仁田町自然史館で標本が展示されます。展示開始は2月1日。
入館料は一般200円、高校生以下100円、小学生未満無料となっています。
下仁田町内に在住している方も無料です。
国内で一つしかないホタルの化石なので、近くに住んでいる方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
群馬県下仁田町自然史館の営業時間・地図
| 入館料 | 一般 200円 高校生以下 100円 小学生未満 無料 下仁田町内在住 無料 |
| 開館時間 | 9：00～16：30 |
| 休館日 | 水曜・年末年始 |
| 電話番号 | 0274-70-3070 |
| 住所 | 群馬県甘楽郡下仁田町大字青倉１５８番地１ |
