宇宙寺院プロジェクトを行う醍醐寺がテラスペースと業務提携を行うことが発表されました。大注目を集めている宇宙寺院プロジェクトの開発に携わる会社ということで、興味のある方も多いのではないでしょうか。
今回は、醍醐寺と業務提携を行ったテラスペースについて調査しまとめました。
宇宙寺院開発に携わるテラスペースってどんな会社?
テラスペースは京大学生ベンチャー企業。テラスペースの企業詳細配下の通りです。
会社名 | テラスペース株式会社 |
設立 | 2020年2月4日 |
事業内容 | 人工衛星の企画・開発・販売 |
関連会社 | カゴヤ・ホールディングス株式会社 パワースター株式会社 総本山醍醐寺 別格本山品川寺 |
代表取締役 | 北川貞大 |
本社所在地 | 〒606-8501 京都市左京区吉田本町36番地1 京都大学国際科学イノベーション棟104 |
宇宙機開発室所在地 | 〒610-0334 京都府京田辺市田辺中央1丁目5-5 橋本ビル2-C |
テラスペースは2020年に設立されたばかり
実は、今回醍醐寺と提携を行ったテラスペースは2020年2月に設立されたばかりの宇宙開発企業。まだ実績もあまりありません。
テラスペースの主な取り組みは2つ。
- 人工衛星の開発・打ち上げ・運用
- ホステッド・ペイロード・サービス
まだ設立から1年程度しか経っていないので、今後新たなサービスが追加される可能性もあります。
- ※ホステッド・ペイロード・サービスとは
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テラスペースが打ち上げる人工衛星に、お客様から預かった機材などを搭載し相乗り打ち上げをするサービス。人工衛星を自社開発するよりも手軽に利用できるというメリットがあります。
2020年11月に京都初の宇宙機開発室を開設
テラスペースはまだ出来てたばかりの企業ではありますが、技術力が無い訳ではありません。2020年11月には京都初となる宇宙機開発室を開設。
この宇宙機開発室には、これまでさまざまな人工衛星開発プロジェクトに関わってきたエンジニアが常駐。実績・技術力ともに優秀です。
『宇宙を誰にでも』キャッチコピーの6U汎用量産衛星を開発中
テラスペースの企業目標は、「低価格かつ短納期で提供できる6U汎用衛星の量産」。
「宇宙を誰にでも」をキャッチコピーに掲げ、6U汎用衛星の量産を目指し日々開発を進めています。品質の安定性・動作の確実性を何よりも優先。
今後誰でも安心して安価にビジネス人工衛星が利用できるように日夜努力している宇宙開発企業です。
テラスペースの宇宙寺院開発以外の実績
テラスペースは、宇宙開発以外にYouTubeドラマ「おやじキャンプ飯」制作協力の実績も持っています。
宇宙開発企業がYouTubeドラマの制作に協力していたのは意外ですよね。
まだ実績が少ない企業ですが、今後宇宙寺院開発を機に勢いを強めそうです。
まとめ:宇宙寺院開発に携わるテラスペースってどんな会社?
テラスペースはまだ設立から1年程度しか経っていない若い企業ではありますが、優秀なエンジニアを常駐させている宇宙開発企業です。
テラスペースの取り組みは主に以下の2つ。
- 人工衛星の開発・打ち上げ・運用
- ホステッド・ペイロード・サービス
低価格・短納期で提供可能な6U汎用量産衛星の開発に力を入れています。
2023年には宇宙寺院が設立される予定とのこと。初の取り組みということもあるので、今から完成が楽しみですね。